業務日誌:160919 


↑D社S氏によるポスター発表。僭越ながら、連名に加わらせて頂きました。ありがとうありがとう。


さて。


本日は鳥学会大会の最終日でした。


本日の会場は北大ではなく、共済ホール。


まずは黒田賞を受賞された風間さんによる講演。ここまで時に厳しい試練と思えるような出来事が何度起こっても、決して諦めることも腐ることもなく、物事をポジティブに捉えて研究を続けてこられての受賞です。それだけでも人間的に価値のあることですが、ただ単に鳥の行動などを調べるだけでなく、生態系にどのように寄与しているかという観点から研究を重ねられ、ともすれば害鳥扱いされるウミネコが地域の一次産業に非常に大きな役割を果たしていることを実証されたことは、とても素晴らしいことと思います。


後述の川上さんも仰ってましたが、なんの役に立つの?というような毒にも薬にもならぬ自己満足的な研究が多いなか、地域の人間社会との関わりの面に踏み込んだ研究内容は「かくあるべし」と思わせる説得力に満ちたものでした。


その後はポスター賞の発表。若手の研究者の方を表彰されていて、学会を挙げて若手を応援するんだ、という姿勢を強く感じて、なんだかジーンとしました。素晴らしい。


そして高校生の部のポスター賞では、兵庫県の高校二年のOさんが見事優秀賞を受賞されていました。彼女は小学4年生の頃に自分のフィールドである兵庫県の海岸で油汚染の鳥を見かけて、ワタクシというかうちの支部へ報告してきてくれたことがあるのです。その時の報告の内容や彼女の姿勢に感服したワタクシは、知り合いの編集者さんを通じてBIRDER誌にて採り上げて貰うようお願いし、その後彼女の報告が全国紙に掲載されるに至ったのです。その際にワタクシは「これからも頑張ってね」という意味を込めて、うちの支部Tシャツなどをいくつか贈ったのです。


今回、プログラムを読んで彼女がポスター発表されることを知り、会えるかな…と楽しみにしていましたが、初日に彼女と引率のお母さんからご挨拶を頂き、なんだかホントに嬉しく感じていた次第なのですが、さらにその彼女が学会から賞を頂くことになり、さらにさらに彼女とお母さんがなんと当時こちらからお贈りした支部Tシャツを着て会場に来られていて、晴れがましい姿で立っている様子を見て、ワタクシは本当に涙腺が緩みました。感無量。俺ホント野鳥の会やってて良かったよ。支部長やってて良かったよ。自分の行いが、こうして将来有望な若手のモチベーションを少しでも支えることができたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。今後もできる限り若手を応援していきたいと思っています。


午後からは、恐竜学と鳥類学のコラボ企画「恐竜学者の鳥のはなしと鳥類学者の恐竜のはなし」でした。今回の目玉です。恐竜学者として著名な北大の小林先生とカルガリー大の田中さんを招いて、最強かつ最笑の鳥類学者・川上和人さんとのお三方による講演のあと、鳥学会会長である国立科学博物館の西海さんも加わってのパネルディスカッション。恐竜ファンもたくさん取り込んで、子どもたちからの質問も積極的に採り上げて、会場全体が学びと笑いに包まれたとても素晴らしいセッションとなりました。もうおっさんは会場の片隅で「素晴らしいなあ…」と感動しっぱなし。手が痛くなるほど拍手をしました。


ワタクシは今回仕事の都合で二日目からの参加となりましたが、たいへん充実し、勉強になり、非常に大きな刺激を頂くことができ、実り多き三日間となりました。いろんな方々ともお会いでき、野鳥の会のS理事長ともはじめてがっぷりと深い話もでき、ホント良かった。


とっぱじめにプレナリー講演中のF先生からいきなり指名を頂いた時はすげーびっくりしましたが、先生なりの愛かなと受け取っております。


そんなこんなで参加して良かったです。来年はつくばとのことでしたが、是非参加したいなと思っております。鳥研の紫婦人ことOさんから「来年はうちに泊まる?」とのありがたいお誘いも頂いたので、遠慮なくそうするかも知れません。


まあそんなこんなで学会が16時前に終わり、タクシーでツマ殿の実家へと戻り、ちょっと挨拶をしてから移動を開始しました。


途中コンビニであらかじめ作っておいた請求書一式をプリントし、1時間半ほどで宿に到着。チェックインし、ちょっと内業し、休んでから近くのつぼ八にて打ち上げ。


今日は申し訳ないですがメール等はこれまでとします。明日以降猛烈な勢いで対応しますので、すみませんが今しばらくお待ち下さい。


さて、実は今週末も札幌なのです。ビオトープ管理士一級試験なのです。一週間で付け焼き刃の勉強をします。やれるだけやります。


ワタクシもワタクシなりにワタクシの立場で頑張ります。


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[ 2016/09/19 21:15 ] モブログ | トラックバック(-) | コメント(-)